おかえりと言える幸せ
高校生の長男、中学生の長女とも0歳から保育園に通わせて
私はフルタイムで働き続けている。
思い起こせば、保育園のお迎えは2人はいつも一番最後だった。
息子が嘔吐して救急外来で病院に行かなくては行けない時、
時間外なのに娘を預かってくれた時もあった。
親に頼めない時、子供は病児保育専門のシッターさんに預けた。
本当に多くの人に助けられて乗り越えることができた。
息子は小学校入ってからは
学童保育のあとは1人で家で待っていた。
娘も小学生になってからは2人になったけど
私が帰宅するまでの長い時間を2人きりで過ごしてきた。
私はいつも子供たちにおかえりと迎えられていたけれど、
おかえりと迎えることはなかった。
それが4月から始まったリモートワークにより一転。
私は子供たちをおかえりと迎える立場になった。
リモートワークという働き方は私たち家族の人生を大きく変えた。
おかえりと言ってあげることができる。
帰ってきてすぐにご飯を食べさせてあげることができる。
なんて幸せなんだろう。
ずっとフルタイムで働いてきたことを後悔したことはない。
これからも私は自分のためにも、子供のためにもフルタイムで働き続けるだろう。
でも、会社がリモートワークという働き方を推進してくれたことで
新しい幸せを得ることができた。
おかえりと迎えることの幸せな日々を大事にしたい。